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森と水のシンフォニー環境基金。環境保全・自然体験・食農教育豊かな恵みをもたらす岩泉町の自然を、未来の世代に受け継いでいくために

澄んだ水は、豊かな森の恵み
「龍泉洞の水」は豊かな森の恵みそのものです。
もしこの大地に森がなかったら、降り注いだ雨はたちまち川となり、海へ流れてしまいます。
豊かな森は、水の流れを調整し、不純物を濾過し、ミネラルを与えて美味しい水を生み出しています。
このようにして生まれた水は、人間だけでなく、あらゆる生き物の命を支えています。

「酸素一番の町」 宣言
私たちの岩泉は本州一広大な面積を誇る町で、その大部分を占める森林が、光合成によって二酸化炭素を同化し、多量の酸素を生み出しています。
森は、地球上に生きとし生けるもの全て「森羅万象」の生命の源です。今、地球が二酸化炭素による温暖化、環境汚染に病んでいる時、森のめぐみを受け、生活している私たちは、森に感謝し、豊かな森を守り育て、澄んだ空気と清らかな水を一番の財産として守り続けます。
森と水のシンフォニー岩泉は今、高らかに「酸素一番の町」を宣言します。

岩 泉 町(平成4年5月26日告示第31号)

「森と水のシンフォニー環境基金」とは?

私たちは、岩泉町の豊かな水を守り 森を育むために、「龍泉洞の水」売上の一部を積み立て、2005年「森と水のシンフォニー環境基金」を設立しました。
この基金は、子供たちが身近な自然に親しみ、地域の自然や地球環境保護の思いを受け継ぐことを目的として、岩泉町教育委員会を通じて岩泉町内のこども園、小中学校、高等学校の環境教育や食育に活用されています。
これらの活動を楽しみながら、子どもたちに故郷・岩泉町の自然の豊かさや、森の恵みを感じ取り、「自然を大切にする心」や「郷土愛」を高めてもらえればと願っています。

学校名(報告書PDF) 人数 主な活動
岩泉町立岩泉小学校(PDF) 199名 太陽光発電、グリーンカーテン(節電)、ウサギ糞を活用した堆肥作り
岩泉町立大川小学校(PDF) 15名 自然保護・リサイクル活動、農作業と郷土料理体験、施設見学 他
岩泉町立小川小学校(PDF) 31名 大峰登山、ソバ栽培、クリーンセンター見学、水生生物調査 他
岩泉町立門小学校(PDF) 60名 ドライフラワー作り、小本川・早坂高原の自然学習、花壇整備・環境美化活動